一人暮らし用の賃貸物件の間取りというと、1Rや1Kがあります。
1Rと1Kを比べるなら、間取りの構成やライフスタイルによりどちらが使いやすいか違ってきます。
この記事では、1Rと1Kの間取りの違いや、インテリアの配置について解説します。
賃貸物件の1Rと1Kそれぞれの間取りの特徴
1Rはワンルームのことであり、玄関から居住部屋までが部屋1つの中に配置される構成です。
ワンルームという名前の通り、1つの部屋の中に玄関、キッチン、リビングダイニングがあります。
1つの部屋の中の玄関とキッチンを除いた部分がリビングダイニングです。
トイレは別途個室としてついており、お風呂も個室となって備え付けられています。
1Kは1部屋とキッチンの部屋の2つの部屋の構成です
玄関を入るとキッチンがあり、キッチンの部屋のドアを開けると、その先にリビングダイニングの部屋があるという間取りが一般的です。
キッチンのある部屋に風呂場やトイレの個室も備わっているのが普通です。
そのために、キッチンは2畳程度の広さであることが多いです。
2つの部屋の1つをリビングダイニングにして、もう1つの部屋に玄関、キッチン、トイレ、お風呂を配置したような間取りになっています。
1Rはキッチンがリビングダイニングにあるので、料理をすると部屋ににおいが充満します。
一部屋で料理や就寝を済ませたいという人には、便利な間取りです。
玄関から部屋が丸見えなので、配達の人などが来ると生活空間が見られてしまいます。
1Kはキッチンが小部屋にあるので、キッチンが狭く料理がしにくいです。
玄関を開けても、直接リビングダイニングが見えずに、プライバシーを確保しやすくなっています。
1Rと1Kの部屋のインテリアの配置のポイント
1Rは玄関から生活スペースが丸見えなので、配達の人などが来ればプライバシーが丸見えです。
玄関前にパーティションを置くと目隠しとなりますが、その分部屋のスペースが狭くなります。
1Rも1Kも、リビングダイニングが1つしかないので、収納スペースが少なく、収納を多く確保しないといけません。
ベッドを置くならば下に収納ボックスを置いて収納スペースを作る、デッドスペースがあればそこにカラーボックスを置くなどして工夫します。
どのような間取りでも、1Rと1Kならば、玄関付近に背の高い家具を置くと圧迫感があり、部屋が狭く見えます。
背の高い家具は、玄関から遠い場所に置くようにします。
可能ならば、インテリアは背の低い家具でまとめると、部屋が広く見えます。
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