誤って賃貸物件の壁に穴を開けてしまったというトラブルが起こった時、対処方法について悩んでしまうものですよね。
お子さんが遊んでいる最中に穴を開けてしまったり、重い物を運んでいる時にぶつけて穴が開いてしまったなど、理由は様々ですが、もしも壁に穴が開いた時にはどうすればいいのでしょう?
ここでは賃貸物件に穴を開けてしまった時の対処方法について紹介していきます。
賃貸物件で壁穴を開けてしまった時の修理方法とは?
画鋲などの小さな穴である場合は、修理するための修繕費用を負担する必要はない場合がほとんどです。
賃貸物件は下地とされている柱に石膏ボードが張られている構造のものがほとんどですが、この石膏ボードは、一か所に強い力が加えられてしまうと簡単に穴が開いてしまうという弱点があります。
なのでネジやビスを打ったり、力任せに殴ってしまうと、石膏が崩れて壁に穴が開く原因を作ってしまいます。
よほど大きな穴ではないという時は、ホームセンターなどでも販売されている壁穴修理の商品を利用してみましょう・
DIYでも使用されている穴埋め用の商品があり、数時間ほどで硬化してくれるので、一か所だけや、自分で直せる数しか穴が開いていない場合は、穴埋めグッズを利用するのがおすすめです。
また、賃貸物件で壁に穴が開いた時には、火災保険が適用される場合があります。
補償範囲内で壁に穴が開いたと判断した場合には、火災保険を利用して大家さんに修繕してもらうことができますが、故意によって壁穴が開いた時には適用されないので注意してください。
壁穴が開いた時の修繕費用はいくら?業者に頼んだ時の相場について
自分では修理することが難しく、火災保険も適用されないという場合は、専門の業者に壁穴を修理してもらうことになります。
壁穴を修理業者に依頼をして壁穴を塞いでもらう時には、見積もりをしてもらってどれくらいの金額がかかるかをみてもらうようになります。
穴の大きさや数によって見積もりの金額は変わり、部分修理か全面修理かによっても費用に差がでてきます。
杭や釘による深い穴の場合の修繕費用は5,000円ほどが相場になっており、直径10㎝ほどの穴がある場合の相場は30,000円となっています。
穴が複数個所にある場合は、大きさも参考にして見積もりをされるようになります。