賃貸のアパートやマンションを契約するときに必要になるのが保証人です。
家族や親せきにすぐに頼める人は問題ありませんが、さまざまな事情で保証人を立てられない人もいるでしょう。
賃貸物件のなかには保証人不要で契約できるものもあります。
面倒な手続きを省略して簡単に契約できそうですが、手軽な契約にはメリットだけでなくデメリットもあるのです。
保証人不要の賃貸物件のメリットとは
賃貸物件の契約で保証人不要のメリットとしてまず挙げられるのが、手続きが簡単になることです。
保証人に署名をお願いする時間や手間が必要ないので、契約書類の準備が楽になります。
保証人を立てる精神的負担がないこともメリットでしょう。
賃貸物件の保証人は、契約者が何らかの事情で家賃が支払えなくなったときに代わりに支払う義務があります。
いわゆる「連帯保証人」です。
そのため、多くの人が親や兄弟に頼みますが、家族や親せきに頼りたくない、頼ることができないといった人もいます。
保証人を立てることが難しい場合、保証人を探す必要のない「保証人不要」は望ましい条件だと言えるのです。
保証人不要の賃貸物件のデメリットとは
賃貸物件の契約で保証人不要のデメリットとしてまず挙げられるのが、物件自体に特殊な事情や問題がある可能性があることです。
借主が見つからない物件の場合、契約条件を簡単にして入居者を募集することが考えられます。
また、ウィークリーやマンスリータイプの短期契約の物件は、保証人不要の場合があります。
物件に問題がなくても、短期契約タイプは長く住める部屋を探している人には不向きでしょう。
保証人の代わりに家賃保証会社と契約しなければならない場合もあります。
これは、借り手の家賃支払いが滞ったときに家賃保証会社が保証するので家主にとっては保証人よりも確実であると考えられているのです。
この場合、通常の家賃に家賃保証会社に支払う手数料が加算されるため、家賃が想定よりも高くなることがあります。
物件によっては、支払い能力を確認する事前審査が厳しくなることもあるでしょう。
まとめ
賃貸物件を探すときに保証人をお願いする煩わしさがない「保証人不要」は借りる側にとって魅力的です。
また、万が一支払いが滞ったときに保証人に支払をお願いするより家賃保証会社と契約するほうが安全で確実だと考える家主も増えています。
ただし、物件によっては家賃が通常より高くなってしまうことがあります。
そのため、望んでいた部屋よりも安い物件を選ばなければならなくなることもあるのです。
物件を探すときには安易に「保証人不要」を選んだり避けたりするのではなく、きちんと条件を確認するようにしましょう。
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