重いものを落としてしまった、家具を引きずってしまった、などふとしたときに、フローリングに傷をつけてしまうことがあります。
日々暮らす家の床はできるだけきれいに保ちたいですし、とくに賃貸物件のフローリングに傷をつけた場合は、退去時の補修費用も影響するものです。
そこで今回は、フローリングの傷を防止するためのグッズや方法を紹介いたします。
賃貸なら使っておきたい家具につけるフローリングの傷防止グッズ
もっともフローリングの傷の原因となりやすいのが、椅子をひく動作や、模様替えの際に家具を引きずってしまうなど、家具と床との摩擦です。
そこで、床に直接あたる家具の脚の部分や四隅に、以下のような保護材を貼り付ける方法をおすすめします。
●傷防止テープ
●フェルトパット
●椅子脚カバー
傷防止テープは通常ロール状で販売されており、家具のサイズに合わせてカットして使用します。
一方、フェルトパットはカットされた状態で販売されており、切る手間がかからず便利です。
こうしたテープやパットは、フローリングにあたる部分を保護してくれるだけでなく、防音効果にも優れているのでおすすめです。
椅子脚カバーは靴下のような布素材や、ゴム製などさまざまな素材のものが市販されています。
つける作業は多少手間になるものの、インテリアの一種として楽しむこともできるので一石二鳥です。
また、家具にテープを貼り付ける事に抵抗がある場合は、チェアマットやジョイントマットなどの敷物を敷くのもおすすめです。
その場合は椅子をひいてみたり、家具の可動範囲を確認したりして、動かす範囲をきちんとカバーできるサイズを選びましょう。
ワックスがけで賃貸のフローリングの傷を防止
家具だけでなく、フローリングにワックスをかけてコーティングすることでも傷を防止することが可能です。
フローリングの床材は乾燥することでより傷がつきやすい状態となってしまいます。
そのため、ワックスをかけることで床の表面を保護し、乾燥と傷を防げます。
ワックスがけをすることでフローリングの表面にツヤがでるので、きれいな見た目を保てる点も嬉しい効果です。
ワックスがけをする場合は、まず床のホコリや汚れをとるため雑巾やクリーナーなどで軽く掃除をしておきましょう。
市販のワックスでは、成分の濃度に合わせて月に1度~半年に1度おこなうといいです。
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